2002年06月03日
トーノZEROアニメ感想爆転シュートベイブレード2002 total 2086 count

マックス敗北、だが戦う勇気を皆に与えた

Written By: トーノZERO連絡先

 サイキックとの最終決戦。

 最初は、マックスの戦い。

 しかし、卑怯な手を使いまくるサイキックに、最初からBBAチームは苦戦ムード。何しろ、デジタル聖獣修復装置などという装備があって、倒されても何度でも修復されるというのですから、まともに戦って勝てるわけがありません。

 そのような戦いの渦中にあって、マックスが取った態度は、限界まで不屈の闘志で戦い続けるということ。そして、最後の力で玄武に、デジタル聖獣を道連れに、敵の装置に体当たりさせます。しかし、最後にわずか力が及ばず、玄武は倒れ、デジタル聖獣はまだ立っていました。

 そこで、負けは負けだと自らはっきりと口にするマックスが極限まで達観した感じで、グッと来ます。

 しかし、いつも明るいBBAチームは、頑張ればデジタル聖獣に勝てるという勇気をマックスにもらったということにして、次の戦いに向かおうとします。

 ですが、今回本当に価値があったのは、素晴らしいマックスの負けっぷりだと思います。我が身の全てを持った壮絶な戦いの後に喫する敗北そのものと、それをはっきりと正面から受け止められるマックスが魅力的なのだと思います。

 と~のは、次回予告でも、ちゃんと姿を消している会長を応援しています。これから出番があるんでしょうか?


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